Record China 2011年10月11日(火) 15時12分
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8日、韓国紙はこのほど、中国の携帯電話メーカーが国際市場に向けて200ドル以下のスマートフォンを売り出し、世界的なスマホの低価格時代をリードしていると報じた。写真は華為技術の端末。
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2011年10月8日、新華社によると、韓国紙・朝鮮日報(電子版)はこのほど、華為技術(Huawei)や中興通迅(ZTE)など中国製携帯電話が世界のスマートフォン低価格時代をリードしていると伝えた。
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華為技術や中興通迅などの中国の携帯電話メーカーは国際市場に向け200ドル(約1万5000円)以下のスマートフォンを売り出し、世界的なスマホの低価格時代をリードしている。LG電子、ノキア、モトローラ、ソニー・エリクソンなどの主な携帯電話メーカーもこぞって、手頃な値段のスマホを売り出している。これまで一様に高価格戦略を貫いてきたアップルとサムスンも早急に大衆的な製品の発売を計画し、中国やインドなどの大規模な新興市場に打って出ようとしている。
米国の市場調査会社ストラテジー・アナリティクスは、2014年までに販売価格190ドル(約1万4500円)以下のスマホが全世界の携帯電話総販売量の56%を占めると予測する。
昨年下半期、市場に参入した中国企業は優れた価格競争力と品質で携帯電話市場におけるスマホ普及の嵐を起こした。ここ数年、中国の携帯電話メーカーの主な製品は普通の携帯電話だったが、昨年以降、低価格なスマホを武器に急成長を遂げている。華為技術と中興通迅の昨年のスマホ販売台数はそれぞれ300万台を突破しており、今年両社は販売範囲を50カ国に拡大し、1400万台以上の販売目標を掲げている。
業界で最も注目されているのは、アップルが「価格戦争」に参戦するかどうかだ。先日、米元副大統領で、アップル社取締役のアル・ゴア氏は「来月、多くの新製品を発売する」と述べ、業界内では低価格のiPhoneも発売されるのではと推測している。
スマホ市場の消費傾向はハイエンドからローエンドに移行し、スマホ業界の元祖であるカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)の業績は急下降した。同社は携帯電話端末・ブラックベリーで最高の実績を残したが、アップルとサムスンによりハイエンド市場から押し出され、低価格市場からも中国企業によって排除された。RIMは今年の第2四半期決算は米国市場での販売高が前年同期から50%減少し、今年7月、従業員2000人の人員削減を発表している。(翻訳・編集/若林亜希)
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