iPhone4Sが不評、前CEOジョブズ氏死去でアップル社に心配の声―台湾

Record China    2011年10月6日(木) 11時23分

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4日、米アップルは同社の最新スマートフォン「iPhone 4S」の発売を発表したが、これまでのアップルの新製品発表とは違い、多くのファンはしらけムードだ。写真は上海のアップルストア。

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2011年10月4日、米アップルは、同社の最新スマートフォン「iPhone 4S」の発売を発表したが、これまでのアップルの新製品発表とは違い、多くのファンはしらけムードだ。NOWnewsが伝えた。

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アップルは、iPhone4Sを14日より、米国オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、日本、英国で、22日よりオーストリア、イタリア、シンガポール、スペイン、スイスで発売開始すると発表した。

iPhone4Sには「Siri(シリ)」という、人が通常の口語体で発話した質問に対し適切な返答をする音声認識機能などが備えられている。例えば、「週末は傘を持っていくべき?」、「付近の交通状況は?」といった質問をすると、天気予報や交通情報を自動的に検索してくれる。

アンドロイドやブラックベリー端末にも、音声認識機能はあるが、単語レベルの簡単な言葉で発話する必要があるなどまだ改良の余地があり、アップルが今回、技術的に上回ったと言える。

しかしながら、iPhone4Sは基本的に従来のiPhone4を改良した機種となっており、新型機種iPhone5の発売を心待ちにしていたファンの期待を大きく裏切る形になった。それだけではなく、アップルの株価が一時5%下がるなどウォール街の反応も芳しくない。

ネットユーザーらは、iPhone4Sを買うくらいなら“S”と書かれたシールを買ってiPhone4に貼った方がまし、従来機種とちっとも違わない、あくびが出てしまうなどと、今回の発表に不満を漏らしている。

iPhone4Sの発表に続き、5日には前CEOのスティーブ・ジョブズ氏が死去したとのニュースが全世界に衝撃を与えている。この悲しい知らせがiPhone4Sと同社の今後にさらなる不安材料を与えることにはならないだろうか、懸念されるところだ。(翻訳・編集/AN)

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