Record China 2011年10月6日(木) 4時55分
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1日、シンガポール紙は「“10・1”の結婚式シーズン到来、“赤い爆弾”をかわせ。いっそ旅行に行った方が良い」と題した記事を掲載した。この時期、度重なる婚礼への出席によるご祝儀で金銭的負担を強いられ、ご祝儀貧乏に陥る中国人は多い。写真は中国のご祝儀袋。
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2011年10月1日、シンガポールの華字紙・聯合早報は、「“10・1”の結婚式シーズン到来、“赤い爆弾”をかわせ。いっそ旅行に行った方が良い」と題した記事を掲載した。
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10月1日は中国の建国記念日である「国慶節」にあたり、この時期は心地良い気候や連休にも恵まれるため、まさに中国人の結婚式シーズンだ。シーズンを迎え、結婚式用のキャンディや生花は飛ぶように売れ、写真館も結婚写真の撮影で盛況だ。また、ホテルの式場は半年も前から予約で埋まり、一部のホテルでは予約も困難なほどだ。
しかし、多くの新婚カップルが甘い喜びに浸る一方で、苦しい境遇に陥る者もいる。この国慶節の期間中に結婚式を挙げる無数のカップルの親族・友人・同僚に相当する人はかなり多いだろうが、中には連休中に4〜5件もの婚礼に出席する人もいる。多くの人々は結婚式の招待状を“赤い罰金請求書”“赤い爆弾”と呼び、やりきれない気分になるという。それは、婚礼でのご祝儀が彼らにとって大きな負担となっているからだ。
招待状を受け取った人は口々に「国慶節が来たらご祝儀で1カ月の給料がほとんどなくなる」、「就職したばかりの若者のサイフにとってはひどい痛手だ」と述べ、ネットユーザーの中には「ご祝儀から逃れるために、いっそ旅行にでも行った方が良い」との意見も見られた。
また、ある南京市の老人は10通以上の招待状を受け取った驚きで、血圧が上がり倒れてしまい、近所の病院に受診した。老人は後に近所の人に、「この半月余りで10通もの招待状を受け取り、恐らくご祝儀に6000元(約7万2000円)もかかる。これは私の3カ月分の年金に相当する」と語ったという。(翻訳/編集・若林亜希)
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