2011年9月28日、四川省の李成雲（リー・チェンユン）副省長が解任された。汚職に加え、スパイと疑われる台湾人女性と親密な関係にあったことが問題視されたもようだ。29日、世界日報が伝えた。

【その他の写真】

27日、四川省成都市で開催された四川省第11期人民代表大会常務委員会第25回会議第一次全体会議において、副省長2人の任命案が提出された。その際、李副省長がすでに解任されたことを蒋巨峰（ジアン・ジューフォン）省長が明かしたという。ほぼ同時間に李副省長は「2011年中国（成都）新エネルギー国際サミット」であいさつしており、解任が突然のものであったことがうかがわれる。

解任理由については公表されていないが、消息筋によると、汚職に加え、スパイと疑われる台湾人女性と親密な関係にあったことが問題視されたようだ。李副省長は国防技術など安全保障関連の責務を担当していた。（翻訳・編集/KT）