<上海地下鉄衝突>「信号機は事故と無関係」メーカーが声明―上海市

Record China    2011年9月30日(金) 10時59分

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29日、上海市の地下鉄10号線で今月27日に追突事故が発生し、およそ280人が負傷したことについて、事故の発端になったと考えられている信号機のメーカーが「信号システムと事故には関連性がない」との声明を発表している。写真は事故現場。

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2011年9月29日、上海市の地下鉄10号線で今月27日に追突事故が発生し、280人が負傷したことについて、事故の発端になったと考えられている信号機のメーカーが「信号システムと事故には関連性がない」との声明を発表している。中国経済網の報道。

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上海市の地下鉄に信号システムを提供したのは中仏合弁カスコ・シグナル。オフィシャルサイトに掲載した声明には、事故の直接的原因を「(信号機故障の後に)職員が手動で運行を続行した結果、既定のルールに正確に添えなかった部分があり、これが事故を招いた」と主張し、信号システムそのものの事故との関連を否定している。

しかし、同社の信号システムには上海市の地下鉄だけで2つの“前科”がある。10号線が7月に進行方向を誤った事故と、1号線が2年前に衝突を起こした事故の2件はいずれも信号システムの誤作動によるもの。同社製の信号機は上海市の地下鉄以外にも、北京市の地下鉄をはじめ全国に導入されている。(翻訳・編集/愛玉)

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