中国鉄道部、2大鉄道建設会社への7200億円債務不履行―鉄道インフラ建設の多くが資金難で中断

Record China    2011年9月30日(金) 7時22分

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29日までに、中国工程院の王夢恕院士は中国紙・経済参考報の取材に対し、鉄道建設大手2社への600億元の債務が不履行になっていると述べた。このため、鉄道インフラ建設の多くが資金難で中断しているという。

2011年9月29日までに、中国工程院の王夢恕院士は中国紙・経済参考報の取材に対し、鉄道建設大手2社への600億元(7200億円)の債務が不履行になっていると述べた。2社は中国最大手の中国鉄路工程総公司と中国鉄道建築総公司。このため、鉄道インフラ建設の多くが資金難で中断しているという。

鉄道部の負債率は58%に達しており、主要各銀行は同部への貸付金利を引き上げたため、銀行経由の資金調達が困難になっている。巨額負債と資金調達難が中国鉄道建設のネックになり始めた。

関係者によると、鉄道インフラ整備への投資は今年に入り減少を始め、資金不足のため各地で工事中断などが起きている。今年1〜8月の中国の鉄道建設に対する投資額(実行ベース)は3164億元で、年間目標の6000億元は達成が困難となった。(翻訳・編集/JX)

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