一見、不思議だが!利率が低くなればなるほど預金したがる中国人―米メディア

Record China    2011年9月29日(木) 7時21分

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24日、米ウォールストリートジャーナル紙は「銀行のサービスが悪くなればなるほど、中国人はより多くのお金を銀行に預ける」と題した記事を掲載した。写真は中国人民銀行。

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2011年9月24日、米ウォールストリートジャーナル紙は「銀行のサービスが悪くなればなるほど、中国人はより多くのお金を銀行に預ける」と題した記事を掲載した。新華網が伝えた。

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中国人の貯蓄好きは有名だが、1990年代半ばより平均収入が5倍に増加した今でも、その傾向は衰えるどころか、更に強くなっている。この期間、都市家庭の貯蓄率は収入の15%から30%へ増加した。中国人は豊かになればなるほど貯蓄を増やす傾向にあるようだ。

中国人が貯蓄をする理由として、家を購入するため、将来の医療費を確保するためなどが挙げられる。国際通貨基金(IMF)は、中国人はそれらの目的を達成するため、貯蓄の目標額を掲げていると指摘している。そのため、銀行の利率が悪くなると、目標額に予定通りに到達するため、より多くの金額を預金にまわし、反対に銀行の利率が良くなれば、預金にまわす金額を減らすという、まさに銀行のサービスが悪くなればなるほど、中国人はより多くのお金を銀行に預けるという構図が出来上がるとした。(翻訳・編集/AN)

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