2011年9月26日、中韓合作映画「危険関係」のクランクイン発表会が北京市で行われ、韓国から俳優チャン・ドンゴン、中国・香港から女優チャン・ツィイー、セシリア・チャン（張柏芝）らが出席した。新浪網が伝えた。

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映画「八月のクリスマス」「四月の雪」などで知られるホ・ジノ監督が手がける中韓合作「危険関係」は、18世紀にフランスで発表された小説の映画化作品。これまで何度も映像化されており、主なものには88年のハリウッド映画「危険な関係」、03年のペ・ヨンジュン主演映画「スキャンダル」などがある。

1930年代の上海を舞台にした今作では、恋の誘惑を仕掛けられる善良な女性役をチャン・ツィイー、その罠を用意する悪女役をセシリア・チャン、2人の間にいるプレイボーイ役をチャン・ドンゴンが演じる。当初から出演が決まっていたツィイーだが、同作プロデューサーによると、悪女役にセシリアを推薦したのはツィイー本人。香港の人気女優に白羽の矢を立てた理由は、「国際色豊かに、優秀な役者を集めた作品になってほしいから」と語っている。

この映画でセシリアの所属事務所が明らかにした出演料は1600万元（約1億9000万円）。ツィイーはこれを上回る2000万元（約2億4000万円）とされており、これまでの中国人女優の最高記録を塗り替えたことになる。（翻訳・編集/Mathilda）