2011年9月13日、中国・湖北省荊州市のある私立幼稚園で、園児2人を誤ってスクールバスの中に置き去りにし、死亡させるという痛ましい事故が発生した。武漢晩報が15日付で伝えた。

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13日午前8時30分、この幼稚園に通う園児たちがスクールバスで登園した。教職員が園児らに付き添い、各教室に送り届けたはずなのだが、なぜか年中組の女児2人をバスの中に置き去りにしてしまった。女児が発見されたのは約8時間後、降園時間の午後4時になってから。すでに呼吸が停止しており、すぐに病院に搬送されたものの、2人とも息をひきとった。この日の最高気温は31度だった。

2人は両親が遠隔地に出稼ぎに出ていた。出稼ぎ先から急いで駆けつけた両親らは、園の管理体制に疑問を呈す。「バスの下車時になぜ点呼をしないのか」「食事や昼寝の時間になぜ、我が子の不在に気づかなかったのか」。さらに、スクールバスは9人乗りのものを改造し、20人を乗せていたという。(翻訳・編集/愛玉)