バス車内で乗客から金銭をだまし取る犯行グループを逮捕―広東省順徳市

Record China    2007年1月31日(水) 20時55分

拡大

広東省順徳市で、バスの車内で乗客からお金をだまし取っていた男性4人が逮捕された。逮捕当時、彼らは偽札600元を所持していたという。

2007年1月29日、広東省順徳市で、国道を走るバスのなかで乗客からお金をだまし取っていた男性4人が逮捕された。

事件の発端は、2007年1月11日のこと。順徳市の警察に、市内に住む陳さんから1通のメールが届いた。そのメールによると、2006年12月24日、陳さんの義母が広西チワン族自治区行のバスで順徳市へ向かっていたところ、途中の車内でバスの運転手と車掌が乗客から公然と金銭をだましとっていたのだという。

メールには、このバスのナンバーが「桂/A2350X」という詳しい情報も書かれており、順徳市の警察はさっそく調査を開始した。1月18日の午前8時20分ごろ、該当するバスを発見、私服警官が客を装って乗車した。バスが国道105号にさしかかったころ、車掌を含む数人の男性がしきりに乗客に誘いをかけているのに気が付いた。

警官は、ただちにバスを止めさせ、その場で広西出身の男性4人を逮捕。同時に、偽札600元(約9000円)と賭博札、帳簿、ナイフなどを押収した。また警官は、乗客たちに被害に遭った人がいないか確認したところ、ある乗客が偽札と引き換えに500元をだまし取られたと訴え出て、逮捕された4人の犯行だということを証言した。

その後の調べでこの4人組みは、2006年10月ごろから旅客バスを装って国道を走らせながら、乗客からお金をだまし取っていたことがわかった。その犯行回数は、順徳市だけでも30回に及ぶという。警察では、今後の調べで被害者の数は増えるだろうと見ている。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携