2011年9月14日、上海市で今月開催予定のAKB48メンバーによる握手会で、入場券を求める熱狂的ファンの行動が話題になっている。捜狐網が伝えた。

【その他の写真】

今月23日、人気メンバー4人の渡辺麻友・高橋みなみ・河西智美・指原莉乃が、上海市内の大型ショッピングモールで中国初の握手会を行う。さらに翌24日、上海外国語大学でライブ開催も予定している。

今月13日午前、ネット上で握手会の入場券が発売されたが、1枚980元（約1万2000円）と高額にも関わらず、あっという間に完売。入手できなかった熱狂的ファンは、2000元（約2万4000円）という驚きの価格を提示して、チケットを求める騒ぎになっている。

北京在住で日本にも足を伸ばすことがあるという熱心なファンによると、今回の握手会について、中国の公式サイトが正式発表する1カ月ほど前から、すでにファンの間では噂が広まっていたという。そこで、これに合わせて、北京のファンはいち早く行動をスタート。飛行機や鉄道のチケットを入手しており、握手会の入場券がゲットできなくても「とにかく当日は上海入りする」と意欲を燃やしている。

こういったファンの一途な行動に、事態を見守るネットユーザーからは疑問の声も。「ただ握手するだけなのに、そこまでする価値があるの？」などのコメントを寄せている。（翻訳・編集/Mathilda）