中国でエレベーターが19階から落下、20人負傷=13人用に20人乗り込み―広東省東莞市

Record China    2011年9月11日(日) 8時23分

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9日、広東省東莞市でエレベーターの落下事故が起きた。20人を乗せたエレベーターが19階から地下1階に転落、20人が重軽傷を負った。問題のエレベーターは今年7月にエスカレーターの死亡事故があった米OTIS社製品だった。写真は天津市のOTIS工場。

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2011年9月9日、広東省東莞市でエレベーターの落下事故が起きた。20人を乗せたエレベーターが19階から地下1階に転落、20人が重軽傷を負った。10日、シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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広州日報の報道によると、事件が起きたのは9日午前0時半。場所は東莞市南城区鴻福広場新城市ホテルにあるオフィスフロア用A1エレベーター。エレベーターは19階から落下を始め、8階で一瞬止まったものの、その後地下1階まで落ちたという。

事故当時は建築材料企業の研修が終わったばかり。13人乗りのエレベーターに20人が乗り込んだところ、重量超過の警報は鳴らなかった。エレベーターのドアが閉じる前に、ぶちっとワイヤーがちぎれる音が2回した直後に落下した。

エレベーターは米オーチス・エレベータ(OTIS)社製。今年7月には北京市の地下鉄でエスカレーターが逆回転する事故があり、13歳の少年が死亡する事故が起きている。他にも各地で不具合が見つかったことから同社の責任を問う声が上がっていた。(翻訳・編集/KT)

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