Record China 2011年8月31日(水) 6時11分
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29日までに、レンタカー大手の米Hertz(ハーツ)が、比亜迪(BYD)の電気自動車(EV)「E6」をレンタカー用車両として導入することが明らかになった。
2011年8月29日までに、レンタカー大手の米Hertz(ハーツ)が、比亜迪(BYD)の電気自動車(EV)「E6」をレンタカー用車両として導入することが明らかになった。中国の各メディアが伝えた。
両社は26日までに、「E6」6台の購入に関する協力協議を結んだ。中国でEVがレンタカー用車両として利用されるのは初めてで、ハーツは北京市、上海市、広東省深セン市の営業所に各2台を配備する。ハーツ中国の胡懋総経理は、ユーザーの反応を見ながら、今後さらにEVの台数を増やす考えを明らかにしている。
比亜迪の2011年のEVの目標販売台数はわずか700台で、このうち深セン市が500台、湖南省長沙市が100台、陝西省西安市と広東省韶関市がそれぞれ数十台を購入するという。当局の購入支援策はあるものの、航続距離や充電スタンド不足などが原因で個人ユーザーへの普及が進まない状況だが、業界ではレンタカー産業がEVの新たな市場になるとの期待もある。
比亜迪は、EVのレンタカー利用を増やすため、国内のレンタカー会社との協力交渉を強化する方針を示している。(翻訳・編集/JX)
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