中国の軍事「現在も台湾に集中」、米国防総省が報告書で指摘―米華字メディア

Record China    2011年8月26日(金) 11時50分

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24日、中台関係は近年大きく改善したが、中国は台湾との軍事衝突を視野に入れた軍備の近代化を継続して行っていると、米国防総省の報告書が指摘した。写真は中国湖南省で行われた軍事演習。

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2011年8月24日、米国防総省は中国の軍事動向に関する年次報告書を発表、中国の軍事力は現在も台湾に重点を置き続けており、空母所有など、中台の軍事バランスが中国の方に傾き続けていると指摘した。米華字メディア・多維新聞が伝えた。

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報告書によると、中台関係は近年大きく改善しているが、中国は2010年も台湾との軍事衝突を視野に入れた軍備の近代化を継続して行っていたとされ、1000〜1200発の短距離弾道ミサイルを配備したほか、開発中のJ-20(殲-20)ステルス戦闘機によって米国の台湾海峡への介入をけん制しようとしているという。

また、中国の海軍力の増強に対して報告書は強い懸念を示している。中国が空母の自主開発を行っていることは明らかで、今後中国は数隻の空母を所有する可能性があり、中国の海軍力の増強が地域の安定性を揺るがす潜在的脅威となる可能性が指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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