大連の化学工場抗議デモが明らかにしたもの―米メディア

Record China    2011年8月18日(木) 13時39分

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16日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは記事「世界のメディアが見た中国=大連は何を明らかにしたのか?」を掲載した。写真は8日、台風9号の影響で防波堤が破損した大連のパラキシレン化学工場。

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2011年8月16日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは記事「世界のメディアが見た中国=大連は何を明らかにしたのか?」を掲載した。以下はその概要。

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14日、大連市では市街地付近のパラキシレン化学工場移転を求めるデモが起きた。1万人以上が参加したデモに、市政府は工場の運行停止とすみやかな移転を約束している。

中国当局はメディア検閲、ネット検閲を実施。大連の情勢やデモについての情報封鎖を狙ったが成功はしなかった。検閲が効果を発揮しなかったのは単に技術的な課題だけではない。ネット検閲に慣れた中国国民は、削除されそうな報道内容を見ると、コピーしネット掲示板やブログに転載するという対策を身に付けている。

15日付米紙ニューヨーク・タイムズは、デモ参加者は大きな横断幕、抗議メッセージをプリントしたTシャツ、きれいに印刷されたプラカード、さらにはお面などの道具をそろえており、こうした準備がデモを成功に導いたと指摘。市政府が約束を守り、工場を移転させたならば里程標的な事件になると評価している。(翻訳・編集/KT)

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