岡山県と広島県が上海市と観光協定締結へ=中国人観光客の誘致目指し―中国メディア

Record China    2011年8月17日(水) 14時19分

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16日、震災後低迷する日本の観光業界にとって、中国人観光客は「救いの神」的存在だ。このため日本の各県で中国と観光協定を結ぼうとする動きが活発になっているという。写真は6月、震災後初の上海からの訪日ツアー団。

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2011年8月16日、中国新聞網は日本メディアの報道として、日本の岡山県と広島県が今月22日に上海市と観光協定を締結すると報じた。

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岡山県は8月9日、中国の上海市と観光分野での友好交流・協力協定を締結すると発表。同日、広島県も上海市と観光協定と覚書を交わし、今後は両県と上海市が連携して中国人観光客の誘致を図る。岡山県が海外の都市と積極的に観光協定を結ぶのは今回が初めて。

両県はすでに上海市との間に航空路線の定期運航があり、中国人にも有名な倉敷美観地区や後楽園、広島原爆ドームなどの観光ルートを提供することが可能に。上海市の協力を得ることで同市の旅行会社との関係も強化される。

岡山県観光課は「観光説明会の開催やチャーター便の運航などが観光業界の活性化につながる」と期待を寄せている。22日、岡山県の難波一也産業労働部長と広島県の津山直登商工労働局長が上海市で、道書明(ダオ・シューミン)上海市旅遊局長と協定を結ぶ。(翻訳・編集/本郷)

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