中国軍技術者、米ステルスヘリ残骸を調査か=ビンラディン急襲から数日後―パキスタン

Record China    2011年8月17日(水) 6時43分

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16日、米メディアは、国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の急襲時に爆破された米ステルスヘリの残骸を中国軍の技術者がすでに調査している可能性が高いと報じた。写真はビンラディン容疑者の殺害作戦の様子を伝えるテレビニュース。

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2011年8月16日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカは、国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の急襲時に爆破された米ステルスヘリの残骸を中国軍の技術者がすでに調査している可能性が高いと報じた。

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記事は米国が把握している情報として、パキスタンはビンラディン容疑者の急襲から数日以内に中国軍の技術者が現場に入り、ステルスヘリの残骸を観察し、ヘリの塗料を採取することを許可していたと報じた。

米シンクタンク・国際評価戦略センターの中国軍事問題専門家、リチャード・フィッシャー氏はこれについて、パキスタンはビンラディン容疑者の急襲に腹を立てており、中国にヘリの残骸を見せることが最も手っ取り早い米国への報復だったとの見方を示している。

これに対し、パキスタン側は「外国政府にステルスヘリの残骸を見せたことはない」と全面否定している。ステルスヘリの残骸については、当初からパキスタンと友好関係にある中国に渡る可能性を欧米メディアが指摘していたが、パキスタン側は「中国は全く興味を示していない」と強調していた。(翻訳・編集/NN)

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