拡大
写真は11年8月、中国・山東省青島市で行われた海軍トライアスロン大会。
(1 / 4 枚)
2011年8月11日、中国で空母ヴァリャーグが初の試験航行を実施したことについて、中国の国営メディアは冷静な対応を見せた。それは、軍事的脅威への連想を回避しようとしているかのようだ。米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版サイトの報道。
【その他の写真】
10日、空母ヴァリャーグが大連造船所を出港し、短時間の航海を行った。新華社通信電子版はトップニュースの中でロシアの軍事アナリストのコメントを引用し、「旧ソ連製を改造したこのヴァリャーグは、永遠に実戦には向かない」とした。中国が購入した際にはすでに老朽化が進んでいたというのがその理由だ。他メディアも、ヴァリャーグは「研究・訓練目的」「実戦に向く空母建造にはあと15〜20年かかる」と報じている。
これは、このところ東シナ海や南シナ海海域での領海問題で摩擦を起こしている近隣諸国に対し、軍事的脅威でないことをアピールする意図とみられる。(翻訳・編集/愛玉)
Record China
2011/8/10
Record China
2011/8/11
Record China
2011/8/10
Record China
2011/8/11
Record China
2011/8/10
ピックアップ
この記事のコメントを見る