政府系サイト、昨年は4635件のハッキング受ける=前年比67%増―中国

Record China    2011年8月11日(木) 7時5分

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9日、中国で2010年の1年間に4635の政府系ウェブサイトがハッカー攻撃を受け、内容が改ざんされていたことが分かった。写真は昨年11月、新疆ウイグル自治区政府系サイトのセキュリティをチェックする新疆大学の学生ボランティアら。

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2011年8月9日、中国国営新華社通信のニュースサイト「新華網」によれば、中国で2010年の1年間に4635の政府系ウェブサイトがハッカー攻撃を受け、内容が改ざんされていたことが分かった。

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中国工業情報化部傘下の国家インターネット応急技術処理協調センター(CNCERT/CC)が大連で開催した「中国コンピューターネットワークセキュリティ年次総会」で明らかになった。それによると、昨年1年間に中国本土で3万5000近くのサイトがハッカー攻撃を受け、内容が改ざんされていた。

うち、政府系サイトの被害数は4635サイトで全体の約1割、2009年比67.6%増に上った。中央官庁や省レベルのサイトのセキュリティは比較的安全性が高いが、国務院所属の各部や委員会レベルでは約60%に何らかのセキュリティ上の問題があることが指摘された。

CNCERT/CCは政府系サイトが容易に改ざんされてしまう原因について、サイト全体のセキュリティが甘いことと必要な保守作業を怠っていることにあるとした。中にはサイトが被害に遭っても長い間放置されたままになっているケースもあるという。(翻訳・編集/岡田)

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