2011年8月4日、中国時尚品牌網は、プラダやバーバリー、コーチ、ジミーチュウなどの海外の高級ブランドが新たな顧客として中国の富裕層をターゲットにしていると伝えた。

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2011年3月末の時点で、中国の高級品市場の消費総額は107億ドルに達し（個人所有のジェット機やクルーザー、高級車は含まれない）、世界全体の販売総額の4分の1を占め、世界第2の高級品消費国となっている。プラダも中国で業績を大きく伸ばしており、アジア太平洋地区の販売は63％増となる6億4600万ユーロで、販売全体の31．6％を占める。

高級ブランド品は豊かさの象徴として中国人のプライドを刺激しているが、各社ともそのプライドを利用した販売手段を取ろうとしている。3月には多くのブランドが5〜30％の値上げをしたが、消費者が「早く買わなければ」という思いから不必要に価格の高いものまで購入してしまうという一種の悪循環に陥ることを狙っていると記事は指摘している。（翻訳・編集/岡田）