Record China 2011年8月4日(木) 16時31分
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3日、新鮮な母乳をネット販売するママたちが中国で急増している。価格は200mlで40元(約500円)から。専門家はその安全性を疑問視しており、「母乳の購入は控えるべき」と話す。写真は山東省の病院で行われた母乳育児の指導。
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2011年8月3日、中国のインターネット上で最近、母乳の販売が盛んに行われているという。華西都市報が伝えた。
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ネット上で母乳を販売しているのは授乳期の赤ちゃんのママたち。販売ページの説明には「毎日消毒」「自己搾乳」「同地域限定販売」などの文字が並んでいる。なかには「直接赤ちゃんに母乳を飲ませにうかがいます」というママも。価格は500mlで80元(約1000円)、200mlで40元(約500円)が主流となっている。
ただし、買い手はなかなか現れないようだ。多くの女性が「子供は母乳で育てたい」と考えている。だが自分の母乳が出ない場合、母親ならば「どこの誰かもわからない他人の母乳より、粉ミルクの方が安全」と考えるのが当然だ。「粉ミルクで育てている子供が病気にかかりやすいから」との理由で母乳を購入した親もいたが、四川大学華西第2医院新生児科の胡艶玲(フー・イエンリン)看護士長は「母乳を購入する際には、安全性を第一に考えるべき」と話す。搾って保存するまでの過程で、母乳が絶対に汚染されないことが必須条件だという。同看護士長によると「冷凍された母乳の場合、保存期間は約1カ月。冷蔵保存の場合は搾乳から24時間を超えてはならない」とのこと。(翻訳・編集/本郷)
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