中国初の空母、試験航行の日程不明も各国の関心高まる=現場には日本人記者の姿も―中国

Record China    2011年8月1日(月) 13時25分

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29日、中国が研究・訓練を目的に旧ソ連製の空母を改装していることを認め、各国の関心が高まっているが、試験航行の日程については依然明らかにしていない。写真は大連で改装中の空母。

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2011年7月29日、新華網によると、中国国防部の耿雁生(グン・イエンション)報道官が27日、中国が研究・訓練を目的に旧ソ連製の空母を改装していることを認めたが、いつ空母の試験航行を行うかについては依然として明らかにされていない。

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この空母の話題に対して中国軍側はきわめて慎重な姿勢をとっているが、「中国初の空母」ということから各国の関心は高まっている。27日、新華社の記者が空母の改修が行われている大連の造船所へ取材に行ったところ、日本の記者が周辺の取材に当たっていたという。

しかし、記者が見たところでは実際の試験航行までしばらく時間がかかるのではないかとの印象を受けたとしている。ある関係者は「実際に航行するとなると多くの乗組員が乗船することになるが、現在のところそれほどの数の海軍将兵が乗船している様子はない」と指摘している。

中国人民大学国際関係学院の時殷弘(シー・インホン)教授は、空母は中国にとって技術的に未成熟な分野であることと、戦略的に最も効果的な時期に試験航行を行うため、また、米国が南シナ海問題に関与する口実にならないようにするため、中国政府の姿勢が慎重になっているのではないかと指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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