Record China 2011年7月29日(金) 23時22分
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29日、中国のケンタッキーフライドチキンでご当地メニューとして展開されている豆乳が、粉末を溶かしてつくったものであることがわかった。写真は中国のケンタッキーの朝食メニュー。
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2011年7月29日、中国のケンタッキーフライドチキンでご当地メニューとして展開されている豆乳が、粉末を溶かしてつくったものであることがわかった。京華時報が伝えた。
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中国国内のケンタッキーフライドチキンには、数々のローカルメニューが存在する。中でも、朝食としてポピュラーなお粥や油条(揚げパン)、豆乳などは人気商品。しかし、この豆乳が“フレッシュ”ではないことがわかり、中国の消費者たちは騒然としている。
紙パックで包装された豆乳がポピュラーな日本とは違い、中国ではその場で大豆をすりつぶし、絞って濾した“フレッシュ”な豆乳が一般的で、それは街頭の屋台などでも同様だ。屋台で売られているものに比べ、ケンタッキーで供されているのはホットが5.5元(約60円)、アイスが6.5元(約72円)とかなり高い価格設定。それだけに豆乳ファンの怒りは深い。
騒動の発端は、短文投稿サイトで“中国版ツイッター”と呼ばれる新浪微博(Sina Weibo)に掲載された写真。広東省にあるケンタッキーの店舗外に、粉末豆乳の空き箱が積まれていたことから「あんなに高い豆乳がインスタントの粉末だった」と騒ぎになり、あっというまに3万回近くもリツイート(転載)された。
騒動に対し、ケンタッキーの関連部門は、同社の豆乳が粉末と濃縮豆乳を使用したものだと認めた。ただし、粉末は大豆をすりつぶしたものであり、運輸過程で冷蔵の必要がない、微生物汚染に強いなどハンドリングに適していることから使用しているとのこと。「われわれはご提供している豆乳が“フレッシュ”のものだとは一言も宣伝していない」と反駁した。(翻訳・編集/愛玉)
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