<高速鉄道脱線事故>中国鉄道部、「早々に救助活動打ち切り」を否定―中国国営メディア

Record China    2011年7月29日(金) 1時50分

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28日、浙江省温州で起きた高速鉄道の追突脱線事故で、当局が「生命反応はない」と救助活動を打ち切った後に生存者が救出されたと報じられた件について、現場責任者が否定した。写真は事故翌日の24日夕に救出された「最後の生存者」とされる2歳の女の子。

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2011年7月28日、中国国営新華社通信(電子版)によると、浙江省温州で23日に起きた高速鉄道の追突脱線事故で、当局が「生命反応はない」と救助活動を打ち切った後に生存者が救出されたと報じられた件について、現場責任者が「全く根拠がないこと」と否定した。

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事故現場で救助活動の陣頭指揮をとる責任者の話として伝えられた。それによると、現場では事故発生後、地元の公安、消防、武装警察や鉄道関係者らが力を合わせ、懸命に救助活動を行っている。これまで1度も「打ち切り」を宣言したことはなく、一刻一秒を惜しんで生存者の捜索を行った結果、2歳の女の子の救出に結びついたという。

また、事故車両の破損がひどく、これに加え周辺環境の悪さもあり、生存者探査装置が存分に威力を発揮できていない。だが、そんな中でも救助隊員は各車両を丹念に回り、生存者を捜索。機械が生命反応を示さない状況でも諦めずに捜索を続けた結果、2歳の女の子を救出できたと強調した。(翻訳・編集/NN)

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