Record China 2011年7月27日(水) 11時25分
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26日、中国浙江省温州市で23日夜に起きた高速列車の追突・脱線事故について、事故車両を製造した「中国南車(CSR)」が「事故は車両の品質とは無関係」との見解を示した。写真は中国南車の青島工場(山東省)。
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2011年7月26日、中国浙江省温州市で23日夜に起きた高速列車の追突・脱線事故について、事故車両を製造した「中国南車(CSR)」が「事故は車両の品質とは無関係」との見解を示した。中国共産党機関紙人民日報のニュースサイト「人民網」が伝えた。
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同社共産党委員会宣伝部の曹鋼材(ツァオ・ガンツァイ)部長が人民網のインタビューに答えた。それによると、事故を起こした「D3115」と「D301」は同社が2009年に製造したものだが、いずれも事故までに100万キロ前後の走行実績があり、正常に運行されていた。事故は停電で立ち往生していた「D3115」に後から来た「D301」が追突したものだが、中国鉄道部はその原因を「落雷による停電」としており、同部長は「車両の品質とは全く関係ない」と強調した。
事故を受け、同社の株価は25日午前10時(現地時間)までに12.09%下落し、過去1年間で最大の下落幅となった。だが、同部長はこれを「正常な現象」とし、同社が資金難に陥る可能性があるとの指摘についても「車両事業の営業収入は全体の50%に過ぎない」と否定的な見方を示した。(翻訳・編集/岡田)
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