<レコチャ広場>日本アニメをパクリ続ける中国、これじゃクリエイティブ産業は育たない―中国

Record China    2011年7月25日(月) 11時35分

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21日、著名ブロガーの禾刀氏は、ブログにエントリー「パクリに頼ってちゃ、国産アニメは支えきれない」を掲載した。中国企業による日本アニメパクリ事件の乱発を嘆いている。写真は南京のアニメ制作会社。

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2011年7月21日、著名ブロガーの禾刀(ホーダオ)氏は、ブログにエントリー「パクリに頼ってちゃ、国産アニメは支えきれない」を掲載した。以下はその概要。

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8月の公開が予定されていた中国アニメ「高鉄侠」。ネットユーザーの指摘によって、1998年の日本アニメ「超特急ヒカリアン」に酷似していることが明らかとなった。両作品の比較動画がアクセスを集めたが、キャラクターや設定が似ているだけではなく、細かな動きや背景の絵まで、なにからなにまでパクっているように見える。

中国アニメのパクリ問題は「高鉄侠」が初めてではない。「クレヨンしんちゃん」と「大口のドゥドゥ」、「秒速5センチメートル」と「心霊の窓」、「恐竜ベイビーの龍神勇士」と「NARUTO -ナルト」……。パクリ疑惑が持ち上がるたびにネットは炎上するが、当局の厳しい取り調べも処罰もない。

中国のクリエイティブ産業保護という「大目的」の中、さまざまなアニメ制作奨励策が打ち出され、資金援助、土地の供与など多くの優遇策が実施されている。ゴールデンタイムには新規海外作品の放映が禁止されるという支援策まである。だが、そうした厚遇を受けてもハイレベルな国産アニメはほとんど登場していない。

中国アニメ産業は出発が遅かったが、逆にそれを後発の優位として機能させることも可能だろう。だが、他国の作品をパクることではその優位は機能しない。他国の技術と理念を真摯に学ぶことが必要なのだ。パクり作品をいかに乱発したとしても、中国国産アニメを支える骨格としては育たないだろう。(翻訳・編集/KT)

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