中国の有人深海潜水艇「蛟龍号」、水深4000メートル超えに成功―中国メディア

Record China    2011年7月22日(金) 13時35分

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21日、中国の国家海洋局は有人深海潜水艇「蛟龍号」が東太平洋で水深4027メートルの潜水実験に成功し、同号が昨年打ち立てた最高記録3759メートルを破ったと発表した。写真は21日、水深4000メートルを超える潜水実験に成功した「蛟龍号」。

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2011年7月21日、中国の国家海洋局は、中国が自主開発した有人深海潜水艇「蛟龍号」が東太平洋で水深4027メートルの潜水実験に成功し、同号が昨年打ち立てた最高記録3759メートルを破ったと発表した。中国新聞網が伝えた。

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同局によると、同海域で水深5000メートルの潜水実験を行っている蛟龍号が第1回目の潜水で水深4027メートルに成功し、昨年7月に南シナ海で打ち立てた水深3759メートルの記録を超えた。潜水時間は計5時間に及んだが、潜水員はすべての任務を正常にこなしたという。今回の成功で、最終目的である水深5000メートルの成功にも自信がついた形だ。

蛟龍号は1日、水深5000メートルの潜水実験を行うため、母船「向陽紅09」に載せられ江蘇省江陰市の蘇南国際埠頭(ふとう)を出港、47日間の任務に入っていた。蛟龍号は世界一の潜航能力を誇る日本の「しんかい6500」を上回る水深7000メートルの潜水能力を持つ。今回、水深5000メートルに成功すれば、次はいよいよ世界一の座に挑戦する計画だ。(翻訳・編集/NN)

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