Record China 2011年7月17日(日) 7時32分
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12日、シンガポールのリー・クアンユー顧問相は、中国の発展について楽観視しており、米国は中国の発展を阻止できないとの見方を示した。写真は中国の証券取引所。
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2011年7月12日、シンガポールのリー・クアンユー(李光耀)顧問相は米ブルッキングス研究所のジョン・ソーントン理事長との対談の中で、中国の発展について楽観視しており、米国は中国の発展を阻止できないとの見方を示した。15日付で新華社通信が伝えた。
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クアンユー顧問相は「中国には毎年1週間程度しか滞在しないため、中国に対する感覚が欠けている」と断った上で、「10年以内に中国の経済規模は米国に匹敵するだろう。たとえ国民1人当たりのGDPが依然として低かったとしても」と語った。
中国の欠点については、「同一の指揮、同様の訓練によって導かれてきたため、多様性に欠ける民族を生み、多かれ少なかれお互いに似てしまっている。これはイノベーションにとって不利である」と指摘した。
さらに、若い世代に関しては、「親世代とは異なり、自分で自分の道を選ぶことを希望している。従って中国政府はこれまでと異なった情勢に対応しなければならない」と分析した。また、中国政府が数十年実施してきた情報のコントロールが、インターネットやスマートフォンなどの発展により、今後ますます難しくなるだろうと話した。
ソーントン理事長の「中国の影響力拡大に伴い、米国は中国にいかに対応すべきか」との質問に対しては、「米国は中国の発展を阻止できない。ならば、実力がより強大な中国を受け入れることを学ぶべきだ」と答えた。(翻訳・編集/HA)
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