2011年7月13日、香港のコメディキング、チャウ・シンチー（周星馳）の最新作が、このほどクランクインしたことが明らかになった。新浪網が伝えた。

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07年公開の「ミラクル7号」以降、まったく動きを見せなかったチャウ・シンチーだが、今月8日に中国・浙江省で、最新作「西游記之除魔伝奇」がクランクインしたことが明らかに。シンチーのスポークスマン・魏達深氏もこれを認めているが、キャスティングについては未公開のままとなっている。

当初は、台湾の人気歌手ショウ・ルオ（羅志祥）が孫悟空役に決定と言われていたが、最終的にシンチーは彼の出演を見送った模様。さらに中国メディアは、人気女優スー・チー（舒淇）やカレン・モク（莫文蔚）らの名前を挙げているが、確実な情報は得られていない。また、シンチー自身も出演するのか？悟空を演じるのか？プロデュース兼監督のみに徹するのか？など、気になる点も一切伏せられている。

シンチーは95年「チャイニーズ・オデッセイ」シリーズで、すでに悟空役を演じている。第一作目の「月光の恋」は香港ではヒットしなかったが、中国では好成績を獲得。このシリーズにより、シンチーにとって「孫悟空は究極のハマり役」と熱く支持するファンも多い。（翻訳・編集/Mathilda）