Record China 2011年7月13日(水) 17時56分
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11日、中国誌は、マイクロブログの普及により、「全民記者」時代が到来したと報じた。写真は3月、広西チワン族自治区南寧市で、市政府のマイクロブログへの通報により摘発された違法賭博。
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2011年7月11日、中国の国営新華社通信系の雑誌「半月談」は、マイクロブログが普及し、「全民記者」時代が到来したと報じた。
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インターネットは今や事件の「拡声器」であり、社会の不満を吐き出す「発散器」。マイクロブログはその両方の機能を存分に発揮できるツールとして急速に普及が進んでいる。その存在が「中国を変えた」と感じているネットユーザーは多い。彼らの共通認識は「フォロワーが100万人を超えたらあなたは全国紙。1000万人を超えたらもはやテレビ局と同じ」。それだけ、社会に与える影響力が大きいというものだ。
マイクロブログが社会管理の透明性、双方向性を向上させた。これまでは情報を受け取るだけだった国民が、自ら情報を発信できるようになった。メディアが報道する前に、事件の目撃者がマイクロブログを通じて真実を伝える。それが瞬く間に国内のみならず、世界各国に波及していく。
行政もこうした影響力を重視するようになった。行政機関が立ち上げたマイクロブログは1708、役人が個人名で開設したアカウントも720に上る。マイクロブログを通じて情報を発信し、民意を理解することがいかに大切か。多くの地方政府がその重要性に気付いたようだ。
だが一方で、マイクロブログの情報はボタン1つで簡単に「転送」できてしまうため、デマの温床になりやすいというマイナス面もある。情報の真実性、信頼性をいかに保つか。これが今後の大きな課題と言えよう。(翻訳・編集/NN)
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