Record China 2011年7月11日(月) 22時2分
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10日、中国人民解放軍総参謀部のシンクタンク・中国国際戦略学会の王海・高級顧問は、中国は少なくとも3〜5隻の空母が必要との見方を示した。写真は09年4月、中国人民解放軍海軍の設立60周年記念イベントに参加したロシアのミサイル巡洋艦「ワリャーグ」。
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2011年7月10日、中国人民解放軍総参謀部のシンクタンク・中国国際戦略学会の王海(ワン・ハイ)高級顧問は、中国は少なくとも3〜5隻の空母が必要との見方を示した。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
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王顧問は「南シナ海と東シナ海にはどちらも空母が必要。こう考えると、中国は3〜5隻の空母を持つ必要がある」と指摘。中国国防大学の韓旭東(ハン・シュードン)教授も「台湾を境界とし、台湾以北と以南の海域にそれぞれ最低でも1つの空母戦闘群が必要」との見方を示した。また、中国人民解放軍の最高学術機関・軍事科学院の杜文龍(ドゥー・ウェンロン)研究員も「中国の空母が戦闘力を形成するなら、少なくとも3隻は必要だ」と述べた。
杜研究員はこのほか、中国が空母を保有するようになっても中国の海軍戦略を含む軍事戦略に大きな変化は生じないとした上で、「我々が防衛型の戦略をとることは変わらない」と強調した。一方、王顧問は「海軍戦略は防御をメインとしているが、これは中国の空母が攻撃力を強めないという意味ではない」と述べている。(翻訳・編集/NN)
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