江沢民前国家主席は「重症の風邪」、家族証言を一部国内メディアが報道―中国

Record China    2011年7月8日(金) 12時1分

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7日、一部海外メディアが「江沢民中国前国家主席が死去」と報じたことについて、中国国営新華社通信が全面否定する中、一部国内メディアは「江氏は重症の風邪である」とした家族の証言を報じている。写真は今月1日、中国各地で祝わわれた中国共産党創立90周年の様子。

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2011年7月7日、一部海外メディアが「江沢民中国前国家主席が死去」と報じたことについて、中国国営新華社通信は「全くの流言に属するもの」とこれを全面否定した。現在、重病とされる江氏の詳細については一切の情報が公開されていない中、一部国内メディアは「江氏は重症の風邪である」とした家族の証言を報じている。中国広播新聞の報道。

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本当に風邪なのか?そもそも、その“家族”の証言自体が存在するのか?すべてが不確定な状況下、中国国内のインターネットが規制をかけられており、情報を確認することが困難となっている。

一連の“誤報”を報じたのは香港・日本・韓国のメディアのほかに、中国民主化運動を呼びかける在米華字ニュースサイト・博訊新聞、中国国内のニュースサイト・山東新聞網と言われている。山東新聞網は即時にサイト自体が削除となったと伝えられているが、サイトの関係者によると「サーバー故障のため修理中」とのこと。

報道を訂正したメディアもある。6日夕方枠のニュース番組で江前主席の訃報を流した香港のTV局・亜洲電視(ATV)は、「報道内容に裏付けが取れない」として、わずか2時間後にこれを取り下げた。中国政府(国務院)の香港の出先機関・中央政府駐香港連絡弁公室はATVに対し、「報道は全く根拠のないでたらめ。報道界の風紀に反するこのような行為に大きな憤慨を感じる」と批判している。(翻訳・編集/愛玉)

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