中国初の空母が進水間近、船長には柏耀平氏が有力視―米シンクタンク

Record China    2011年7月5日(火) 10時2分

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4日、20年以上の海上作戦の指揮経験をもつ柏耀平氏が、中国初の空母艦長となる可能性が高いという。写真は中国海軍の演習。

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2011年7月4日、香港紙・明報によると、中国で初めてとなる空母の進水の準備が進められている。米シンクタンク・ジェームズタウン基金会によると、20年以上の海上作戦の指揮経験をもつ柏耀平(バイ・ヤオピン)氏が中国初の空母艦長となる可能性が高いという。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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同基金会は、同空母艦長の育成は既に長期にわたって厳格そして戦略的に行われてきていると指摘した。87年初め、当時海軍指令部にいた劉華清(リウ・ホアチン)中央軍事委員が空母と原子力潜水艦の建造を提案。同年5月、最も優秀なパイロット9名が選抜され、3〜4年間、軍艦の作戦指揮などの訓練が行われたという。

記事は、空母艦長候補の柏氏は当時の9名の中で最も優秀な成績を収めていたと紹介、多くの専門家が同氏を有力視していると指摘した。同氏は安徽省准南市出身の49歳。17歳で中国空軍飛行学院に入学、18歳で戦闘機「単飛」の操縦を開始したという。選抜訓練期間は30以上の科目を学んだが平均成績が90.5点と最も優秀で、2000年にはロシアの海軍指揮アカデミーに留学している。(翻訳・編集/津野尾)

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