中国の狙いは軍拡競争で米国を破綻させること=東シナ海まで米軍が守る必要はあるのか?―米紙

Record China    2011年6月28日(火) 13時34分

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22日、元米国防大学副学長など政府要職を歴任したダン・シンプソン氏が米地方紙ピッツバーグポストにコラムを掲載。中国は軍拡競争を通じて米国を破綻させようとしていると指摘した。写真は中国海軍の演習。

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2011年6月22日、元米国防大学副学長など政府要職を歴任したダン・シンプソン氏が米地方紙ピッツバーグポストにコラムを掲載。中国は軍拡競争を通じて米国を破綻させようとしていると指摘した。27日、環球網が伝えた。以下はその概要。

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冷戦時代、米国は軍拡競争を通じて旧ソ連を財政的に破綻させるという戦略を採用した。そして今、かつての構図は逆転し、米国は中国から軍拡競争を挑まれている。中国は海軍の強化に努めており、まもなく初の空母も誕生。太平洋へと進出してくる。

踏まえて置くべき点は第一に中国の軍事費が米国の10分の1であるということ。つまり中国が軍事費を1ドル増やすたびに米国は10ドル増やさなければならない。その金はどこから調達するのか?中国から借りるしかないのだ。

考えなければならない戦略的問題は、なぜ米国は太平洋地域で主要な海軍力を保持するかという点にある。現時点の戦略、あるいは少々縮小したとしても、米国が太平洋地域における主要な海軍力を保持することは可能だ。

だが、南シナ海、東シナ海、黄海、日本海、フィリピン海でまで圧倒的なプレゼンスを維持することは困難。その海域でどの国が主導権を持つべきか、それは地名を見れば明らかなことではないだろうか。(翻訳・編集/KT)

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