中国最大の高級車専門中古市場がオープン、ロールス・ロイスなど1億円以上の車が人気―節税が主な目的

Record China    2011年6月28日(火) 6時1分

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27日、中国北部最大の中古車市場、北京旧機動車交易市場に、国内最大の高級中古車センターがオープンしたことが分かった。ロールス・ロイス、ベントレー、マセラティなど200台を超える車が展示されている。

2011年6月27日、中国北部最大の中古車市場、北京旧機動車交易市場に、国内最大の高級中古車センターがオープンしたことが分かった。ロールス・ロイス、ベントレー、マセラティなど200台を超える車が展示されている。中国の各メディアが伝えた。

同交易市場の王萌総監は、「センターで扱う高級中古車はどれも100万元(約1250万円)以上の値がついているが、走行距離は2万キロ以下で状態は最高だ」と自信を見せる。高価な買い物だけに、購入代金は一旦資金管理サービス会社に預けられ、購入者が車に満足したと回答しなければ販売店に代金が渡ることはないと説明し、安心して購入して欲しいとアピールする。

現在展示されている車両は全国各地から集められたもので、購入者の8割以上が北京以外に住む人だという。最も高いのは2010年式のロールス・ロイスで、価格は1100万元(約1億3750万円)。成約すれば販売店は数百万元(数千万円)の利益を手にするという。

高級中古車について業界の専門家は、「大金持ちが趣味で購入したものの、すぐに飽きて手放すこともあるが、企業が節税のために会社名義で購入するケースが多い」と明かす。高級中古車市場の健全な発展のためには、脱税の手段として使われないよう、適正な査定システムや流通経路を整える必要があると訴えている。(翻訳・編集/JX)

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