中国でも流行の兆し?屋上ガーデニングで野菜豊作―重慶市

Record China    2011年6月26日(日) 8時17分

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21日、震災の影響がいまだ濃い日本では今夏、エアコンに頼らない暑さ対策として“緑のカーテン”や屋上緑化が脚光を浴びている。「ついでに家庭菜園も」と考える向きも少なくないだろう。お隣の中国でも同様、オフィスの屋上に菜園を設けているところがあるらしい。

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2011年6月21日、まだ梅雨の明けぬ日本でもすでに夏を思わせる暑さ。節電にも本腰を入れるべきタイミングに来た。今夏はエアコンに頼らない暑さ対策として、自宅の壁面やベランダにゴーヤなどのつる性植物を這わせた“緑のカーテン”や屋上緑化などが脚光を浴びている。並んで、原発に絡んだ食品安全の不安もある中、「ついでに家庭菜園も」と考える向きも少なくないだろう。お隣の中国でも同様に、オフィスの屋上に自家菜園を設けているところがあるらしい。重慶市のある屋上菜園をチャイナフォトプレスが訪ねた。

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40平米ほどの花壇に、トマトやインゲン、ナス、カボチャ、ピーマン、ヘチマなどがなりはじめていた。これは重慶市市街地のあるオフィスビルのこと。職員たちは昼休みにつかのまの“農業体験”を愉しんでいる。この農園を始めたのはある航空会社の社長・李静(リー・ジン)さん。「新鮮で安心な野菜を食べたいし、土いじりをすると仕事のストレスから解放されます」と、その理由を語る。最も栽培が簡単なのはモヤシで、植えてから数日で食べることができるという。

一部は社員食堂の食材に、一部は職員が自宅に持ち帰っているが、今後は規模を拡大し、レタス、セロリ、空芯菜、ネギ、ニラなどにも挑戦したいという。農作業に参加していない職員も、休憩時間に青々とした屋上菜園を眺めるだけでよい気分転換になるそうで、非常に好評だ。(翻訳・編集/愛玉)

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