日本でも中国の食品安全が報じられるようになってから久しい。残留農薬などの問題から始まり、毒入りギョウザのように日本国内で大事件となった問題も経て、最近では生長調節剤使用過多で爆発したスイカや、使用済みの食用油をろ過して再度販売するリサイクル食用油など、中国内では悪質な事件が相次いでいる。

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レコードチャイナ編集部では、中国の食品安全問題について以下4つの質問を投げかけ、2011年5月23日〜6月14日の期間に2424人の回答を得た。集計結果は以下の通り。

■スイカ爆発事件にカドミウム米、リサイクル食用油、違法添加物……中国で相次ぐ食品スキャンダル。中国食品の安全性に不安を感じますか？

はい―93．2％

いいえ―1．7％

物による―5．1％

■中国で食品安全問題が増えたのは…

モラルの低下―55．3％

水源・土壌汚染―6．9％

農薬・飼育基準の不徹底―16．0％

監督体制の不備―13．7％

中国当局の報道規制緩和―28．0％

■日本でも多発している産地や製造日、賞味期限の偽装表示。日本産食品の安全性に不安を感じますか？

はい―24．2％

いいえ―30．4％

物による―45．5％

■食品を買う際に産地を気にしますか？

必ずチェックする―64．0％

物による―30．4％

気にしない―5．6％

◆レコチャのアンケートとは：08年から実施。中国に関連した時事的なテーマについてインターネットのレコードチャイナのサイト上で投票を受け付けている。実施ペースおよび投票期間は不定。特定の回答者による不正回答を防ぎできるだけ公正な結果を導くため、有効回答は1人1回までに制限。11年6月現在、「夏季の節電対策」について投票を受け付け中。（Record China）