北朝鮮版香港になるか?中朝共同開発の黄金坪経済特区が着工式―韓国メディア

Record China    2011年6月10日(金) 11時7分

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9日、中国と北朝鮮の国境地帯の北朝鮮側にある黄金坪島を両国が共同開発することに。多くの韓国メディアがこの中朝経済特区に大きな関心を寄せている。写真は鴨緑江。

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2011年6月8日、北朝鮮が中国と共同開発する黄金坪(ファングムピョン)経済特区の着工式が開催された。同日、韓国メディアは一斉にこれを報じ、韓国側の関心の高さを示した。中国の環球時報が伝えた。

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黄金坪島は中朝国境の河川・鴨緑江の中州。韓国YTNテレビは北朝鮮側の最高責任者・張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長と陳徳銘(チェン・ダーミン)中国商務部長が着工式に出席したと報道。両国政府の黄金坪開発に対する意気込みを報じた。中央日報は、黄金坪経済特区の着工に伴って「ビジネスチャンスを求める中国人が次々と中国側の国境の町・丹東に集まっている」と報道。聨合ニュースは「中国遼寧省沿海部の工業地帯と鴨緑江流域の共同経済開発区が繋がれば、経済効果はさらに拡大する」と指摘した。

先駆経済電子版は「黄金坪経済区は将来、香港の新恒基国際集団などの民間企業に運営される見込み」と伝え、経済区で損害が生じた場合は「中国政府が80%負担」し、投資上限についても「大幅な調整が行われる」と報じた。新恒基集団の運営参加は「黄金坪を“朝鮮版香港”にしたいとする北朝鮮政府の思惑の表れ」であり、「北朝鮮政府はすでに新恒基集団取締役会長の高敬徳(コウ・キンタック)氏に新義州経済特区の行政長官に任命する決定を下した」とも伝えている。(翻訳・編集/本郷)

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