東日本大震災が影響、韓国系の中古車が人気に―中国

Record China    2011年6月10日(金) 0時30分

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9日、東日本大震災の影響で日系自動車の製造・販売に落ち込みが見られる中、韓国系や欧州系自動車の販売台数が伸びている。写真は上海国際モーターショーに出品された北京現代汽車のソナタ。

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2011年6月9日、東日本大震災の影響で日系自動車の製造・販売に落ち込みが見られる中、韓国系や欧州系自動車の販売台数が伸びている。南方日報が伝えた。

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韓国系自動車は新車だけでなく中古車の販売量も大きく伸びている。広東省東莞市では今年1〜5月の韓国系中古車の販売台数は前年同期比約30%増だった。新車市場で売り上げが好調なのは現代自動車のソナタや起亜自動車のK5、中古車市場では現代自動車のエラントラやクーペに人気が集まっている。

中古車取引センターの関係者は「以前は新車購入の際、ユーザーの多くが必ずしも韓国系自動車を候補に考えていたわけではない」と話す。以前の韓国系自動車は、ドイツ車のような重厚さがなく、日本車ほど内装の作りが精巧ではなく、米国車のような豪華さもなく、しかもメンテナンス費用が意外とかかったからだ。

しかしここ数年、コストパフォーマンスの高い韓国車が多数輸入されたり、現代自動車や起亜自動車の合弁メーカーが設立され、中国人の韓国系自動車への認識が徐々に改善されてきた。また、韓国系自動車の中古車価格が同等の排気量の車より5%程度安いことも人気の理由となっている。(翻訳・編集/HA)

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