上海−北京高速鉄道、先頭車両のデザインは「長征ロケット」がヒントに―中国紙

Record China    2011年5月31日(火) 13時8分

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30日、中国の北京と上海を結ぶ「京滬高速鉄道」の来月末の営業開始を控え、中国紙が車両を生産する中国南車の青島工場(山東省)を取材し、その詳細を伝えた。

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2011年5月30日、中国の北京と上海を結ぶ「京滬高速鉄道」の来月末の営業開始を控え、中国紙・新京報が車両を生産する中国南車の青島工場(山東省)を取材し、その詳細を伝えた。

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中国南車が生産するのはCRH380A型で、「最も美しい先頭車両」と呼ばれるほどの曲線美を誇る。そのデザインのヒントは、中国の人工衛星打ち上げロケット「長征ロケット」だという。梁建英(リアン・ジエンイン)主任設計士は「新型の先頭車両は従来のCRH2型より2.6メートル長い12メートルにした。その方が空気抵抗が弱まり、騒音防止にもなる」とその効果を強調した。

列車は一等車、二等車、ビジネス車、食堂車、VIP観光エリアに分かれており、運転席の様子を見学することも可能。運転手と同じ視界を楽しむこともできる。ビジネス車両は出張中のビジネスマンがくつろげる空間作りを目指しており、ボタン1つでいつでも乗務員のサービスを受けることができる。

9両目の食堂車は全38席。飲み物を飲みながら気軽に歓談が楽しめるカウンターバーもある。厨房では火を一切使わず、すべて電子レンジが使用されるという。このほか、体が不自由な方専用のエリアは通路が広く、車いすでも使えるトイレが設置された。(翻訳・編集/NN)

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