EU、今度は日本とEPA策定めざす=対中貿易赤字の削減へ深謀―中国メディア

Record China    2011年5月30日(月) 13時44分

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29日、ラジオチャンネル「経済の声」の番組「天下財経」は、アジアとの貿易関係強化を目指す欧州連合(EU)が、今度は日本を狙っていると報じた。写真は中国の海産物工場。

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2011年5月29日、ラジオチャンネル「経済の声」の番組「天下財経」は、アジアとの貿易関係強化を目指す欧州連合(EU)が、今度は日本を狙っていると報じた。

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28日、菅直人首相はバローゾ欧州委員長と会談し、経済連携協定(EPA)の予備交渉入りで合意した。世界最大の経済体であるEUと4位の日本との交渉が成功すれば、世界最大のEPAが誕生する。

EUは現在、アジアとのEPA提携を加速させている。今年7月には韓国との協定が発効するほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドとの交渉も進めている。中国を取り囲むように進められる欧州のEPA戦略はどのような意味を持つのか。

「経済の声」所属ディレクターは、韓国やインドなどの国が作る製品は、「メイド・イン・チャイナ」製品と競合状態にあると指摘。中国と他国とを競わせることで、EUの対中貿易赤字を解消しようとする狙いだと分析した。(翻訳・編集/KT)

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