Record China 2011年5月28日(土) 19時6分
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27日、東京や仙台の日本語学校で学ぶ留学生たちが、東日本大震災で被災した宮城県仙台市内の住宅地で側溝からヘドロを除去するなどのボランティア活動を行った。震災復興支援日本語学校協議会が目に見える形で被災地を支援したいと、派遣した。写真は堀道夫氏提供。
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2011年5月27日、東京や仙台の日本語学校で学ぶ留学生たちが、東日本大震災で被災した宮城県仙台市内の住宅地で側溝からヘドロを除去するなどのボランティア活動を行った。大震災を受け4月に発足した震災復興支援日本語学校協議会(堀道夫代表)が目に見える形で被災地を支援したいと、派遣した。
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参加したのは、地元仙台の日本語学校2校を含む計18校の170人の留学生。出身国・地域も中国、韓国、台湾、モンゴル、ミャンマー、ベトナム、米国、フランス、ルーマニアなど多様だ。長靴に手袋、マスク姿の留学生たちは、5班に分かれ、地元ボランティアの指導を受けながら実働5時間。津波被害を受けた仙台市内の住宅地で家屋内に堆積した土砂を搬出したり、側溝のどぶさらいを行ったりした。
堀氏によると、留学生のほとんどがボランティアは初めて。全員元気に声を出し、地元住民とも積極的に日本語で会話しながらたっぷりと汗を流した。被災した個人の家屋から堆積した土砂を人海戦術で取り除くと、住民から「みんな日本語がとても上手。本当に助かった」と感謝の言葉が返ってきたという。
東京から参加した留学生たちは26日夜、新宿を3台のバスで出発。翌朝7時に現地入り。夜11時すぎに東京に戻るという1泊2日の強行軍だった。1人当たり1万円の参加費用は学生が3000円、7000円を学校側が負担した。
堀代表は「生徒さんにけがもなく、ボランティアを無事終えることができてよかった。被災地の方から感謝され、留学生にはとてもよい勉強になったと思う」と安ど。「応募者が多く、当初予定の100人が倍近くに膨らんだ。希望に応じられなかった学生がいっぱいいる。また時機をみて考えたい」と繰り返しの派遣に前向きだ。(取材・編集/RN)
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