2011年5月25日、香港映画の名作「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」シリーズで一世を風靡した女優ジョイ・ウォン（王祖賢）に、私生児がいるとの噂が浮上した。Nownewsが伝えた。

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「アジア一の美脚」とも謳われたジョイ・ウォンは、80年代の香港映画「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」で一躍人気女優に。04年の映画「美麗上海」を最後にほぼ引退状態となっているが、このほど香港の週刊誌が“17歳になる私生児がいる”と報道した。記事内容によると、私生児とされているのは現在台北市に住む少女。94年、妊娠7カ月目のジョイが同市内の病院で中絶手術を受けたが、本人も知らないままこれまで生き続けていたという。

報道によると、「小語」と呼ばれるこの少女は濃い眉や唇の形がジョイにそっくり。ジョイが手術を受けたとされる病院の助産師が週刊誌記者に対して証言した内容によると、その人物が赤ちゃんの命を救い、養父母に渡したという。

香港メディアによると、当時のジョイには確かに妊娠説が流れたことがあり、時期的には今回の報道内容と符合する。93年〜95年にかけてのジョイは、メディア・アジア・グループ（寰亜集団）代表のピーター・ラム（林建岳）氏と不倫関係にあったため、「小語」の父親は同氏ではないか？との憶測も。17年の時間を経たこの謎だが、メディアでは“DNA鑑定でしか実証できない”と伝えている。

なお、現時点で問題の病院ではこの事実を否定している。ジョイの実父も「根拠ないデタラメ」と噂を一蹴。前出のラム氏は秘書を通じて「私事についてはお話しできません」とし、正面からの回答を避けている。なお、ジョイを10年間にわたって取材してきたある記者は「たとえ報道が事実でもそうでなくても、彼女はこれについて何かコメントすることはないだろう」としている。（翻訳・編集/Mathilda）