Record China 2011年5月19日(木) 8時58分
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18日、中国・江蘇省丹陽市で収穫前のスイカが次々に爆発する事件が発生し、中国国内だけでなく海外でも大きな注目を集めている。中国のマスコミは「地雷」と称して大きく扱い、海外メディアは「中国最新の食品安全問題のスキャンダル」などと報じている。
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2011年5月18日、中国・江蘇省丹陽市で収穫前のスイカが次々に爆発する事件が発生し、中国国内だけでなく海外でも大きな注目を集めている。植物生長調節剤の大量使用が原因と見られているが、中国のマスコミは「地雷」と称して大きく扱い、海外メディアは「中国最新の食品安全問題のスキャンダル」などと報じている。環球網が伝えた。
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AP通信によると、スイカの爆発事件によって丹陽市の農家約20戸、作付け面積約45ヘクタールが損害を受けた。現地政府の監督機関は植物生長調節剤の使用を禁止していないが、中国の農家では大量に使用したり、誤った方法で使用されたりすることも多いという。今回取りざたされているのはKT-30と呼ばれる植物生長調節剤で、キウィやぶどうなどの果実を肥大させるために国外でも使われる。
ある豪メディアは「スイカの爆発は市民を恐怖に陥れている。これは中国最新の食品安全問題のスキャンダル」と報道。
中国国内メディアでは、以前よりも食品の安全問題に関する報道が増加している。このことは、中国政府が食品添加物や人工着色料、人口甘味料など化学薬品の大量使用によって頻発している食品安全問題に警告を発し、食品業界へ対する更なる規制強化の必要性をすでに十分意識していることを表している。
米ブルームバーグニュースは「中国政府は潜在的な食品の安全問題に注目し、検査や取り締まり強化に注力している。一部の地方自治体では、食品安全問題の監督状況を職員の考課項目に採用する動きもある」と報じている。(翻訳・編集/HA)
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