震災で日本車販売伸び悩み、中国車は好調―中国

Record China    2011年5月14日(土) 3時15分

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12日、東日本大震災の影響により、中国での日本車販売が落ち込んでいる。写真は4月、上海モーターショーのトヨタブース。

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2011月5月12日、上海証券報によると、東日本大震災の影響により、中国での日本車販売が落ち込んでいる。トヨタ日産、マツダなどの合弁企業は、4月の販売台数が軒並み下落。これに対し、中国車の比亜迪BYD)など自社ブランド車が売り上げを伸ばしており、震災による明暗が分かれた形となった。

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それによると、米投資銀行のゴールドマン・サックスは、震災による部品不足から、日系合弁メーカーの生産台数は今年第1〜2四半期、最大20%減となると予測した。東風汽車、広州汽車など大手自動車グループの業績も悪化し、株価も下落するとみている。

日系自動車メーカーでは、東風グループ傘下・東風日産の4月の販売台数が、前月比7%減の5万5800台と落ち込んだ。関係者によると、同社の5月の生産台数は通常の30%程度になる可能性もある。中国第一汽車グループ傘下の一汽マツダは生産体制を縮小し、販売台数は下降線をたどっている。同じく一汽トヨタも4〜5月は減産を余儀なくされている。

対照的に元気なのが、日系以外の自動車メーカーだ。中国の比亜迪(BYD)は4月の販売台数が4万100台と順調な伸び。韓国系の北京現代、独フォルクスワーゲン系の上海大衆も売り上げは好調で、不振の日系メーカーのシェアを食う形となっている。(翻訳・編集/AA)

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