Record China 2011年5月11日(水) 13時46分
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10日、香港のトップスターで03年に亡くなったアニタ・ムイの遺産相続裁判で、実母の敗訴がこのほど確定した。写真はアニタ・ムイ。
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2011年5月10日、香港のトップスターで03年に亡くなったアニタ・ムイ(梅艶芳)の遺産相続裁判で、実母の敗訴がこのほど確定した。中国新聞網が伝えた。
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香港トップスターのアニタ・ムイは03年、子宮頸がんのため40歳の若さで他界した。死に際してアニタは遺書を残し、遺産で基金を設立したのち、その中から実母の覃美金さんに毎月7万香港ドル(約73万円)の生活費を渡すこと、甥や姪の大学進学資金を供出することを希望。実母の死後は残額すべてを仏教団体に寄付するよう指示していた。
しかし、生活費のみを毎月定額で受け取ることを不服とした覃美金さんは04年、遺産全額を渡すよう求めて裁判を起こし、その経過がたびたび話題に。約7年を経た今月9日、香港の裁判所が上告を棄却し、覃美金さんの敗訴が確定した。
香港メディアによると、アニタが死の27日前に急いで遺書を作成したのは、実母が遺産を浪費してしまうのを恐れてのこと。なお彼女の遺産における不動産部分は約3500万香港ドル(約4億円)と言われているが、近年の不動産の高騰で1億香港ドル(約10億円)の価値があるという。(翻訳・編集/Mathilda)
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