ビンラディンの死とウイグル族の安堵―米メディア

Record China    2011年5月7日(土) 17時50分

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5日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは記事「ビンラディンの死に“ほっとした”ウイグル人」を掲載した。写真は09年9月、ウルムチ市を巡回する武装警官。

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2011年5月5日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは記事「ビンラディンの死に“ほっとした”ウイグル人」を掲載した。以下はその内容。

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ビンラディン容疑者殺害のニュースは世界的な関心事となった。中国でも大きな反響を呼んだが、喜ぶ者、同情する者、ビンラディン容疑者を英雄視する者などその態度はさまざま。その中で、ウイグル族である中央民族大学のイリハム・トフティ准教授の感想は、「ほっとした」というものだった。

長年にわたり、政府はアルカイダとウイグル族を関連づけ、取り締まりを強化してきたと准教授はコメントした。同氏が管理するウェブサイト「ウイグルオンライン」には、ビンラディン容疑者殺害後に「ビンラディン、おまえは俺たちを苦しめてきた」などの書き込みもあったという。

一方で、中国政府の新疆ウイグル自治区に対する統治政策には変化も見られる。2009年のウイグル騒乱後、15年間の長きにわたり自治区トップの座にあった王楽泉(ワン・ルーチュエン)自治区委書記(当時)から、より開明的で穏健派の張春賢(ジャン・チュンシエン)自治区委書記に変わった。ウイグルオンラインの調査によると、回答者の75%は張書記を信頼しているという。(翻訳・編集/KT)

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