<調査>ホワイトカラーの過労死が増加!残業毎日3時間以上が35%―中国

Record China    2011年4月28日(木) 19時26分

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10日、上海市で有名会計士事務所に勤める若い女性の過労が原因と見られる死亡事件が発生したことに関連し、26日付の中国紙は、ネット上で行われたアンケートの結果と各業界のストレス度などを報じた。資料写真。

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2011年4月26日、羊城晩報は、上海の有名会計士事務所に勤める若い女性(25歳)が今月10日、過労が原因と見られる死亡に至った事件が発生したことに関連し、ネット上で行われたアンケートの結果と各業界のストレス度などを報じた。

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“過労死”事件発生後、中国版ツイッター「微博」では直ちに“残業”が話題になった。1800人以上が参加したアンケート結果では、75%が「残業する」との回答を示し、「残業しない」は25%にとどまった。また、毎日の平均残業時間については、「1時間」(13%)、「2時間」(16%)、「3時間」(11%)で、「3時間以上」が最も多く35%を占めた。

記事は「数年前までは過労死が多いのは肉体労働者だったが、最近は企業の中間管理職やホワイトカラーの過労死が年々増加している」と指摘している。彼らの職場での主なストレスは異動や昇進、上司などにまつわるもの。私生活では婚活や持ち家購入、健康問題などに悩まされる。

また、各業界で働く人々の意見を参考にした業界別の「ストレス度」と代表的な「コメント」は次のとおり。

◎会計・監査業界―★★★★★「俺が会社と交わしたのは人身売買契約か?」

◎医療関係―★★★★★「病気にかかる日さえ選ばなければならない」

◎メディア業界―★★★★「子育てするつもりなら職を失う」

◎銀行業界―★★★「トイレに行くのも小走りで」

◎広告業界―★★★「きっといつの日か頭の使い過ぎでバカになる」(翻訳・編集/HA)

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