映画界総動員で核廃絶を訴え、デモ行進にツァイ・ミンリャン監督ら―台湾

Record China    2011年4月28日(木) 20時28分

拡大

27日、台湾の著名映画人らが核廃絶を訴え、今月30日にデモ活動「430向日葵廃核行動」を実施する。写真はツァイ・ミンリャン監督。

(1 / 4 枚)

2011年4月27日、台湾の著名映画人らが核廃絶を訴え、今月30日にデモ活動「430向日葵廃核行動」を開催する。中国時報が伝えた。

その他の写真

東日本大震災による福島第1原子力発電所の事故は、台湾でも連日報道され大きな関心が寄せられている。著名音楽プロデューサーでホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督作品の映画音楽でも知られるチェン・ミンジャン(陳明章)氏は27日、原子力発電所と核の廃絶を訴えるデモ活動「430向日葵廃核行動」を今月30日に実施すると発表。多くの映画人たちがこれに賛同し、さらに一般にも参加を呼びかけている。

チェン氏は、「私にも子供が3人いるので、核の恐怖には耐えられない。小さな台湾では、原発が1カ所でもトラブルを起こしたらそれで終わりだ」と訴えた。賛同を示しているのは、今年のお正月映画「鶏排英雄」を大ヒットさせたイェ・ ティエンルン(葉天倫)監督、台湾映画界の巨匠ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督、「Tattoo−刺青」のゼロ・チョウ(周美玲) 監督ら大物がずらり。歌手で音楽プロデューサーのリン・チャン(林強)、女優のヤン・リーイン(楊麗音)らも参加し、台湾映画界が総動員の構えを見せている。

30日に実施されるデモは、台北市内の国父記念館を午後2時(現地時間)に出発し、3時間にわたり市内を行進する。到着地ではデモに賛同するアーティストのライブなどが行われるという。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携