ギラード豪首相が訪中=人権問題と貿易関係強化のバランス確保に苦慮?―英メディア

Record China    2011年4月27日(水) 14時40分

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26日、オーストラリアのジュリア・ギラード首相は中国を訪問した。同日、温家宝首相との会談が行われたが、人権問題に関する懸念を表明した。写真は2010年8月21日、豪連邦選挙開票日のギラード首相。

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2011年4月26日、オーストラリアのジュリア・ギラード首相は中国を訪問した。同日、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相との会談が行われたが、人権問題に関する懸念を表明した。ロイター中国語電子版が伝えた。

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オーストラリアが抱える悩みは他国と共通したもの。中国との良好な貿易関係を望むとはいえ、人権問題や地域の安定の問題について意見しないわけにはいかない。前任のロック元首相は流暢な中国語を操り、駐中国大使も経験した知中派として知られたが、しかし対中関係における貿易と人権のバランスを取ることはできなかった。

オーストラリアは中国への依存度が高い一方で、米国の盟友という板挟みの立場に置かれている。26日付環球時報によると、オーストラリア現地紙はギラード首相中国訪問の意義を次のように評価している。「親米のオーストラリアにとって、いかに中国をひきこむのか、重要な試練となる。」(翻訳・編集/KT)

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